合気道日記


後方回転受け身






前足の膝を柔らかく使い、体勢を少しづつ低くしていく

一気に倒れると頭を打つなどの危険があるので注意




【右大腿部の裏→右腰→背中→左肩の裏】と対角線上に接地しながら体を回転させる。

膝、右大腿部の裏、右腰の順になめらかに畳についていく。




右腰から背中、左肩の裏へと、対角線上にやわらかく回転する。(背中をつく)




右腰から背中、左肩の裏へと、対角線上にやわらかく回転する。(左肩の裏ををつく)




上体を引き起こしながら、後方へ回転して立ち上がる




上体を引き起こしながら、後方へ回転して立ち上がる




上体を引き起こしながら、後方へ回転して立ち上がる

素早く次の動きに対応できる体勢をとる






合気道修行の眼目

私たちは、正勝(まさかつ)・吾勝(あがつ)・勝速日(かつはやび)・

万有愛護(ばんゆうあいご)の精神をもって、心身共に天地に任(まか)せ、

眼中敵もなければ味方もなく、清濁(せいだく)合わせ呑む大海の度量(どりょう)、

一木一草(いちもくいちそう)をもあわれむ大自然の慈悲の心

そして一心鉄石(いっしんてっせき)をも貫く(しん)の誠(まこと)を練り上げ、

全人格をもって天地に報い(むくい)、社会人類に貢献出来得る(できうる)よう修行するのが、

合気道修行の眼目である 。





小林裕和 (合気道家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小林 裕和(こばやし ひろかず、1929年2月14日 - 1998年8月28日)は、日本の合気道家。合気道開祖植芝盛平の直弟子の一人。合気会八段。

略歴

エピソード



昭道館と日本合気道協会 

(文責:日本合気道協会師範・常任理事 S氏)

五階建のモダンなビルに約百畳の稽古場をもつ現在の昭道館道場(88年3月27日落成)は、昭和土地建物株式会社社長で日本合気道協会副会長のU氏の富木師範に対する絶大な後援によってなったものである。… …

二年後の69年10月10日、大阪の合気道界の実力者小林裕和師範の御好意で富木師範が来阪、桃山学院大学の昭和町校舎に於いて、関西の六大学の学生に対する合気乱取法紹介の講習会が行われた。合気道界に於いて、試合方法である乱取法は批判の対象となっていたが、師範の理論と実体はほとんど知られていなかった。小林師範は、自ら富木師範に接し、その心と技を確認された上で、まずは学生に見させるという英断をされたのである。

翌70年3月11日には第二回の講習会が柔道場ニュージャパン(師範の道友H氏柔道九段の道場)で行われた。この二回の講習会によって関西の学生の乱取法への関心は大きく、そして一気に高まった。こうして小林師範の理解とU氏はじめ関係者の御後援など情熱あふれる学生を包むあたたかい雰囲気の中で、東西の学生幹部は全国大会実現のため話し合いを重ねた。70年の11月15日の第一回全日本学生合気道競技大会はこのようにして挙行されたのである。

話は同年3月に遡る。師範は早大の定年退職に際し、某大学の教授招聘を断り、合気道の指導普及に専念する道を選ぶ事にした。大阪の新たな指導者として、この年3月に国士舘大学を卒業した青年が派遣されることになった。現師範成山哲郎氏である。以後富木師範は定期的に来阪して成山氏らを指導することとなった。成山氏は昭道館を中心に小林師範傘下の関西諸大学等への乱取法の指導に奔走する一方、小林師範の下で内弟子並の修行を重ねて実力の向上に努めた。いずれも師範と小林師範の信頼関係からくる導きによるものであった。しかしながら成山氏の6年間に渡る奮闘にもかかわらず、乱取法の定着は思うようにはかどらなかった。このような状況と成山氏の苦境を見抜いた師範は、意を決して内山氏に本格的な中央道場の建設を依頼(75年7月)した。

成山哲郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

成山 哲郎(なりやま てつろう、1947年(昭和22年)11月21日 - )は、山形県山形市出身の合気道家。

1966年(昭和41年)に国士舘大学に入学し富木謙治と出会い、富木謙治、小林裕和のもとで合気道の研鑽を重ねる。

現在、国士舘大学体育学部武道学科、早稲田大学体育局、大阪府警察学校講師。日本合気道協会常任理事・師範、同協会中央道場昭道館師範。




○故合気道大阪武育会首席師範・小林裕和の門下である木村二郎




近畿大学医学部合気道部(HPより)

部は昭和54年より、関西の多くの大学生合気道部が傘下に入っていた「大阪武育会本部道場」の小林裕和主席師範・中井康博師範(部監督)に師事させて頂くことにしました。
 小林師範・中井監督・溜池コーチに教えて頂いた、スポーツ科学の世界で言う"コア(腰椎や骨盤等のカラダの中心)で動く"姿勢と捌きの合気道習得は難しいものではありましたが、とても魅力的で皆がハングリーに練習に打ち込んだものでした。昭和63年9月29日に中井師範、平成10年8月28日に小林師範が相次いでご逝去され、大きな心の支えと教えを失った部・部員でしたが、溜池永和師範に部の師範を引き継いで頂き、現在まで絶えまぬ指導を頂いています。



大阪武育会指導部師範岡山嘉明師範講習会!(HPより)
   
8月の合氣道播磨武育会研鑽会(第117回)のご案内

1 主催 合氣道播磨武育会
2 日時 平成17年8月6日(土)午前10時〜12時
3 会場 香寺町武道館
4 講師 岡山嘉明師範(大阪武育会指導部師範)
5 テーマ 『めぐり技の修行(故小林師範の技継承)』
6 講師紹介
   小林師範門下では、一番翁先生に似た体型であり、合氣道歴も古い大先輩です。
武徳館の灘道場での(扁額「武産合氣」前)小林師範の受けは有名であり、現在、千島武育会等で指導されています。
小林裕和師範の技を丁寧に解説され、大阪大学のOB達にも納得いく指導法を確立されておられます。
片手取り、交叉取り等取り技を中心に力まず切れ味鋭い演武を披露され、実力・実績のある師範とめぐり技の稽古に触れられては如何でしょうか。


財団法人合気会平成24年鏡開き推薦昇段者一覧

七段位7th dan
岡山 嘉明




13の杖

1.直突き(左半身)

上段返し打ち(早返し)

3.左上段受け(右半身)

4.左直突き(右半身)

5.八相返しをしつつ後方を払い、八相の構え(左半身)

(左足を軸として後方へ体を右へ反転:向きは後方)

6.八相返し打ち(右半身:向きは後方)

7.後方を払い上げつつ、左返し払いの構え(右半身)

(右足を軸として前方へ体を左へ反転:向きは前方)

8.そのまま一歩前進し、左直突き(右半身)

9.そのまま一歩後退し、下段払いの構え(右半身)

10.右足を引きつつ、右側に払い上げ右返し払いの構え(左半身)

11.逆手のまま右手を上げ、胸を突く。(左半身)

12.そのまま一歩後退し、左手を軸に杖を反転:押さえ(左半身)

13.そのまま一歩前進し、脇へ中段突き